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四神降臨~麻雀対局~ 観戦記

10月26日に放映された「四神降臨」の後半の3回戦、4回戦のまとめです。
最高位戦日本プロ麻雀協会最高位 石橋伸洋プロ、麻将連合将王 小林剛プロ、日本プロ麻雀協会雀王 鈴木達也プロ、RMU・RMUリーグチャンピオン 多井隆晴プロの対決です。解説は片山まさゆき先生と土田浩翔プロ。
連盟からは出場しないんですね。4人なのでちょうどいいですけど。多井プロは自分で出るんですね。

以下敬称略。
3回戦

3回戦開始時の成績は
小林 44,0
多井 △4,3
鈴木 △6,6
石橋 △33,1

となっています。

場決めで小林、多井、鈴木、石橋という座順に決まって開始です。

・東1局

4巡目 小林
二萬三萬四萬五萬五萬二索三索三索六索八索三筒 中中横中
これは68sへのフォローとして打3sの3p残しがある、と土田は言いますが、ストレートに打3p。次巡、7sをあっさり引いて打3s。

ツモ4sで500オールです。

東1局1本場 ドラ九筒

4巡目 鈴木
一索一索五索五索六索七索八索六萬七萬五筒六筒七筒南
ツモ9pで打5sとします。しかし、567をみるなら5sはくっつき要因として残さなければなりません。これには解説の2人からも疑問の声があがります。
しかし7巡目
一索一索五索六索七索六萬七萬五筒六筒七筒九筒南
5mツモ。1s場2、南場1で、残るは南1枚ですが9p切ってリーチします。
南1枚でアガリが薄そうですが、これに小林がベタオリを開始します。

同巡 多井
一筒一筒八筒八筒六萬六萬六索六索七索七索東白發
發ツモ。白は場に2枚切れ。これを東を打ってダマに構えます。

小林の手元には安牌として白がもたれています。しかし、小林は完全安牌として白を後回しにし、現物3sを抜き打ちます。多井もリーチなら白は出ていたでしょう。

そして多井は無スジの6mをツモります。長考のすえ、これをツモ切ります。土田はこれに、6m空切りなら小林も完全安牌の白を打たざるをえなかった、と言います。

ですが小林が
一筒四筒四筒四筒三萬五萬七萬二索三索四索六索七索九索白
8sツモ。これで白が出るかと思いきや、現物の8sをノータイムでツモ切ります。

そしてこの次巡、多井はドラ単に待ちを変えます。

13巡目 石橋
二萬三萬四萬四萬七萬七萬八萬八萬八萬五筒五筒六筒六筒
ツモ3m。完全にオリていたと思われていた石橋がここで打8mリーチ!

のこり5巡ですが、2m9p南、すべてがヤマにあります。
そして…

17巡目、石橋が2mツモ。裏ドラ5pで3000・6000になります。
これには片山も土田も感嘆の声を漏らします。いわく、「4人が4人とも素晴らしかった局

・東2局

4巡目 小林
三索四索五索三筒三筒四筒四筒五筒九筒九筒北白白

土田「いやー、さすがにこれは剛でもポンテンいれないでしょう。この白がでたときが見ものですよ」
といったとき、鈴木がタイミングよく白を切ります。
小林「ポン

2pツモで300・500でした。

東3局 ドラ白

多井
一索二索四索七索七索八索八索九索北白 發發横發

多井のこの仕掛けに、他の3人全員に白が入り、守勢にまわらざるをえなくなります。
石橋
一筒二筒三筒五筒六筒六萬七萬六索六索七索八索九索白
小林
一索一索五筒六筒六筒七筒七筒八筒二萬四萬六萬七萬白
鈴木
四萬五萬六萬九萬二索三索四索五索九筒九筒東白

全員が絞りにまわっていたのですが、
16巡目 多井
一索二索四索四索七索七索八索八索九索白 發發横發
發ツモ。これを加カンしたところ、嶺上が3s。打白でテンパイします。

しかし同巡
石橋
一筒二筒三筒五筒六筒六萬四索六索六索七索八索九索白
ツモ6m。
小林
一索一索五筒六筒六筒七筒七筒八筒一萬三萬四萬東白
ツモ3m。
鈴木
二萬三萬四萬五萬六萬二索三索三索四索五索東東白
ツモ3m。

で白がバタバタと切られます。
さらにその次巡
小林
一索一索六筒六筒七筒七筒八筒八筒一萬三萬三萬四萬東
ツモ東。打1m。

3人が絞りに回っていたはずなのに、結果は3人テンパイとなりました。

・東3局1本場 ドラ六筒

石橋
六索七索三筒二萬五萬六萬七萬九萬東東 中中横中
ツモ6p。
この6pをツモ切りして、土田に「辛いねー」と言わしめます。

5巡目 石橋
五索六索七索三筒五萬六萬七萬九萬東東 中中横中
ツモ9m。テンパイします。

同巡 小林
六筒七筒七索八索八索一萬二萬三萬四萬五萬六萬白白
6pツモ。
土田「まさか小林もドラ切るんじゃないだろうね」
ツモ切り。
土田・片山「「あ~!」」
片山「2人とも麻雀を楽しもうよ!

8巡目 小林
ツモ6s。打8sリーチ。

この捨て牌で58pにはみえない、むしろ選んで出ちゃう、と片山は言います。
二索七筒中二萬二筒六筒
四筒八索横

多井
一萬二萬三萬七萬七萬八萬八萬四索五索二筒二筒三筒五筒
ツモ9s。いったん5pに手がかかりますが2pを打ちます。

石橋がツモ9m。400・700となりました。
いわく、石橋が押していなければ、多井が5pを打っていたとのことです。

片山「しかし剛は表情が動きませんね。感情があるんでしょうか?」
土田「いや、剛にだって感情はあるんです。たつやの強打を注意してましたから。『それを見たたつやの店のお客さんが、強打は勝負だと思って真似したらどうするんですか?』って」
片山「それは素晴らしいやりとりですね」
土田「血も涙もあるんです
ひどいww

・東4局

鈴木
三萬三萬三萬五索六索九索九索九索六筒六筒中北北
四暗刻までみえる手ですが、さすがに2枚目の北をポンします。ですが打5sとして打点を狙い、さすがという感じです。

多井
三索四索五索二筒三筒七筒八筒四萬四萬東發發發
ツモ6p。鈴木が明らかなトイツ仕掛けですが、東を打ってリーチします。

いわく、鈴木が前巡に2pを切るときに、6sと一瞬迷ったときの指の動きをみてノーテンと判断したとのことです。
土田「多井はそういうとこみてますからね」
片山「絶対みてますね。多井はいちばんみてますから。表情とか目線とか指の動きとか」

1pツモ。1000・2000です。

・南1局

親の小林が南發とトイツで、絶好の手格好です。南が出てしまい、上家の石橋は絞りに回ります。

多井
二萬三萬四萬六萬七萬七萬七萬八萬八索八索四筒四筒四筒

多井がテンパイした瞬間、石橋が打ちます。
石橋→多井。1300。

片山「いいコンビネーション」
土田「連合艦隊ですね

・南2局 ドラ東

鈴木
一索三索四索五索六索七索九索八萬八萬東東白白
白ポン。打8mとします。

土田「ホンイツ一通白ドラドラ?」
片山「でもこれは258s生かして8mポンテンとれる構えにする手もありましたね」
土田「でも別に258sかならずアガれるわけじゃないでしょう」
片山「いや、これはアガれます。100年保障ついてます

7巡目 多井
一索三索二筒三筒一萬二萬三萬七萬七萬七萬九萬西西
1pツモ。打9mでリーチします。

同巡 鈴木
ツモ5s。迷わず8mを打ちます。
ですが次巡、多井が8mをツモ切ります。
片山「ね? 100年保障ついてたでしょう?

15巡目 鈴木
ツモ8s。同テンになります。

17巡目 鈴木
ツモ2s。6000オールです。

これには2人とも大歓声をあげます。
土田「さすが! ファンタジィスタ!(謎の英語発音)」
片山「僕の麻雀が間違ってましたw つまんない男でしたw」


・南2局1本場 ドラ七筒

鈴木
四索五索七索九索九索三萬四萬七萬八萬六筒七筒白白

土田「この白はポンするかな」
片山「僕はしないと思います。ピンフにいって」
土田「します」
片山「しません」
土田「します
片山「しません
ケンカすんなww

そんなことを言いあっているあいだに、小林の手に2枚目の白が流れます。
土田「あ、もちもちになった。これならポンできないからあなたの勝ちですね」
片山「もちもちなら引き分けにしましょう
仲いいなw

7巡目 多井
一筒二筒三筒七筒八筒九筒三索四索五索七索七索五萬六萬
打5pリーチ。

9巡目 鈴木
六筒七筒八筒二萬三萬四萬八萬九萬四索五索九索九索
白をトイツ落としして回っていましたが、危険牌を引かずにテンパイします。打發リーチ。

ツモ6s。1000オール。

・南2局2本場 ドラ一筒

7巡目 石橋
一筒五萬六萬七萬一筒二筒三筒七筒七筒二索三索四索四索五索
打5mリーチをします。

9巡目 小林
一筒二筒四筒四筒六筒九萬南南白白發中中
ツモ2p。9m無スジですが、さすがの小林もここは9mを打ちます。

18巡目 小林
ツモ1p。打6p。地獄の發タンキでテンパイします。

多井は現物6pを打ち、地獄の發を止めます。しかし、ラスヅモで小林の3pツモ切りに3pをあわせず發を打ってしまいます。小林には望外のアガリ、多井には手痛いミスとなってしまいました。
多井→小林。12000。

・南3局 ドラ六筒

多井

三筒四筒五筒六筒七萬八萬九萬西西西 東東横東

でテンパイします。
しかし、石橋が
四筒四筒六筒七筒八筒白白 三索横四索五索 南南横南
で追いつきます。

そこに多井がツモ6m。アガリにかけるなら69mですが、しかし36pは打ちにくいところです。それでも多井は3pを打ちました。前局のこともあるし、弱気になってもおかしくはないんですが、崩れていません。

ツモ6m。1300オールをものにします。

・南3局1本場 ドラ東

2巡目 小林
一筒二筒三筒五筒六筒一索二索八索八索一萬四萬七萬南
ツモ8s。意外なことに、1mでなく4mを打ちます。

14巡目 小林
一筒二筒三筒五筒六筒四索五索八索八索八索南南中
ツモ7p。中を打ってリーチします。

同巡 多井
一筒二筒二筒八筒八筒一萬二萬三萬一索二索三索六索六索八索
1pを打つ選択もありましたが、長考のすえ、2pを押します。

しかし、結果は小林が3sツモ。500・1000でした。

・南4局

7巡目 石橋
一萬二萬五筒八筒八筒一索一索四索五索六索七索八索九索
ツモ8p。しかし、2mを打ってリーチどころかテンパイにもとりません。
石橋もリー棒を出すとラスに落ちる。上位2人も小林をラスに固定したいので、石橋もそれで上位2人に任せている、とのことです。
しかし鈴木ドラドラ、多井ドラ1の500・1000になってアガれなくなります。

14巡目 石橋
一索一索四索五索五索六索七索八索九索五筒八筒八筒八筒
ツモ4s。これで打5pリーチをします。

結果は石橋の1人テンパイでした。

・南4局1本場 ドラ五索

配牌 石橋

一萬三萬七萬八萬九萬一索三索七索八索七筒白白
土田「これは7p打ちますかねぇ。1年前の石橋ならノータイムで7pですけど」
石橋は、少考して7pを打ちます。
土田「やっぱり7pかぁ」
片山「ちょっと迷っただけ成長してるw」

しかし、石橋は白をポンしません。そしてマンズのホンイツにしかみえないチャンタでマンガンコースにもっていきます。

ですが結果は
三索三索四索五索六索四筒五筒一萬二萬三萬四萬五萬六萬
6pロン。鈴木→多井。2000。
これで着順は変わらなかったものの決着しました。

・最終戦(4回戦)

鈴木 34,9
小林 32,5
石橋 △31,1
多井 △36,3


座順は奇しくも総合成績の順位どおりになりました。
やるべきことは、上位2名は着順勝負、下位2名は上位2名を3位以下にしての6万点のトップとなります。4人とも優勝の可能性があります。

・東1局 ドラ八筒

6巡目 小林
五索五索六索七索五筒七筒九筒二萬三萬四萬六萬七萬八萬
ツモ3s。前巡の2mは空切りしましたが、これは打9pとします。
鈴木の親は何としても落としたいところ。チーテンのとれる形にしました。

五索五索五索六索七索五筒七筒二萬三萬四萬六萬七萬八萬
ロン6p。鈴木→小林。1300。

・東2局 ドラ四萬

配牌 小林
一萬一萬一萬二萬四萬六萬七萬八萬二筒二筒二筒九筒七索八索

土田が69s引きで(早いから)ドラ単に構えると予想、片山がドラ切りをすると予想します。
しかしなんと5mをツモります。

5巡目 小林
一萬一萬一萬四萬五萬六萬七萬八萬二筒二筒二筒七索八索
ツモ5m。4mを打ってリーチします。

土田「あー、もったいない!
片山が「それが剛のスタイルだから」とフォローします。

その後、9mをツモ切りし、「これでリーチでしょう」と土田は言います。

6sツモ。1300オール。
裏ドラ9mで土田は悲鳴をあげます。
土田「ほらー、達也が笑ってみてる」ホントににやけてますw
これが敗因にならなければいいんですけど、と土田。

・東2局1本場 ドラ南

小林
一筒二筒三筒五筒九筒四萬四萬七萬八萬一索南南發中
1sからではなく9pを切ります。
1sは神様だから、という話題で盛り上がる2人。

10巡目 石橋
四筒五筒一索二索三索四索五索六索七索八索西西白
ツモ6sでダマテンに構えます。

同巡 小林
一筒二筒三筒五筒四萬四萬五萬六萬七萬八萬九萬南南
ツモ1p。少考してツモ切ります。

2巡後
3pロン。小林→石橋。1000。

・東3局

石橋は絶望的な配牌ですが、丁寧に字牌から打ちます。

2巡目 小林
四萬七萬九萬一索一索二索九索九索六筒八筒發發
この形から發1鳴きします。

5巡目 多井

一萬一萬一索二索二索八索八索八索九索白白中東
9sツモ。打1s。
小林はこの1sを叩きません。捨て牌が5s7p4m2pなので現物を保存するとのことでした。2枚目の1sもスルーします。

7巡目 小林
四萬七萬九萬一索一索九索九索六筒八筒東 發發横發
ツモ8m。しかし2枚切れの1sではなく9sを落とします。

同巡、多井が2sをポン。
次巡、小林の9sをポンしてテンパります。
一萬一萬八索八索八索白白 九索九索横九索 二索横二索二索

10巡目
白ツモ。1300・2600。
土田「これは剛の手口ですよ」

・東4局 ドラ五筒

石橋
一萬一萬三萬三筒五筒五筒七筒九筒南北 白横白白
2mチー。打1m。

9巡目 多井
二萬三萬五萬六萬三筒五筒七筒二索三索三索七索八索九索
ツモ3s。56m落としもありますが、1m2枚みえで打3mとします。

11巡目 小林
五萬六萬七萬七萬七萬六筒六筒八筒六索六索七索七索北
ツモ5s。打8p。

同巡 石橋
三筒五筒五筒七筒八筒九筒北 二萬横一萬三萬 白横白白
ツモ北。打3p。3pでだいぶテンパイ気配がしてきます。

しかし次巡、小林が5sチーで北を打ちます。
北ロン。小林→石橋。8000。

いわく、終わりがみえてきて先打ちと絞りのバランスを失した。
土田「剛と麻雀打ちたくなってきたw」
ひどいw

しかしこれで、熾烈なラス争いになってきました。
鈴木 198
小林 209
石橋 304
多井 289


・南1局 ドラ五索

5巡目 石橋
一萬三萬六萬六萬八萬五筒六筒南南發發中中
ツモ西。打5p。
8巡目にドラを打ちます。

多井
三筒四筒六筒七筒八筒一萬三萬六萬七萬三索四索九索九索
ツモ2m。マンズが高くソーズが安いですが、25s4枚みえなので、さすがに打4sとします。

9巡目 多井
三筒四筒六筒七筒八筒一萬二萬三萬六萬七萬三索九索九索
ツモ7m。先切りとして7mツモ切ります。
しかし次巡9sをツモり、さらに次巡5pをつもります。しぶしぶ9sを打ちます。

その同巡 小林
四萬四萬四萬五索六索七索八索一筒一筒三筒北北北
ツモ2p。58s絶テンで、打1pリーチをします。

石橋も現物8mではなく字牌を処理します。

8sロン。多井→小林。3200。

・南2局 ドラ東

6巡目 鈴木
四索四索四萬四萬四萬九萬九萬一筒一筒二筒三筒四筒五筒
ツモ東。2枚切れの2pではなく4sを打ちます。

しかし7巡目
ツモ1p。テンパイを逃します。打4s。

同巡 多井
四索五索六索八索八索六筒七筒八筒一萬二萬七萬八萬東
ツモ3m。打東リーチ。

鈴木
四萬四萬四萬九萬九萬一筒一筒一筒二筒三筒四筒五筒東
ツモ3p。ダマテンに構えます。

次巡
ツモ8s。とりあえず現物2pを打ちます。
しかし、さらにその次巡
四萬四萬四萬九萬九萬一筒一筒一筒三筒三筒四筒五筒八索
ツモ3p。ここで8sを打ち、三暗刻を張り返します。

同巡 小林
五筒六筒七筒八筒八筒五索五索六索六索九萬九萬中中
ツモ5p。打6p。

6pロン。小林→鈴木。3200。
これで一気に逆転です。逆に3100点差がつきました。

・南3局 ドラ六萬

9巡目 鈴木
三萬四萬七萬七萬八萬六筒七筒七筒七索八索發發發
8pチー。この仕掛けに多井も絞ります。

12巡目 石橋
一萬二萬三萬五萬六萬六萬七萬四筒五筒八筒九筒三索三索
ツモ7p。打6mリーチ。

同巡 鈴木
9sをチーして8mを勝負します。多井も絞りに回っていましたが、タンヤオ形の仕掛けで9s食われるとは思わなかったでしょう。

その後、現物47mがあるのに6sを勝負します。

13巡目 小林
三索四索四筒五筒六筒五萬六萬六萬西西西白白
ツモ4m。6mはとおっていません。しかしこれを勝負、打6mリーチをかけます。

同巡 鈴木
ツモ5s。打發。
その後も2s、3pとツモり、手のうちに留めます。

結果は小林、石橋の2人テンパイでした。
しかし、これで鈴木と小林の点差は1100点に縮まります

・南3局1本場

5巡目 小林
九萬九萬六萬三索三索三索五索八索三筒四筒五筒五筒六筒
ツモ8s。好形イーシャンテンにとらず、打9mとします。

7巡目 鈴木
四索四索六索七索八索二筒三筒三筒二萬四萬七萬七萬七萬
ポン4s。打2p。

12巡目 石橋
三索三索三索八索八索三筒三筒四筒五筒五筒六筒二萬三萬
ツモ4m。47pが薄く、打5pでリーチします。

同巡 鈴木
ツモ4m。現物6sを抜き打ちます。

次巡 石橋
ツモ4p。痛恨のツモですが仕方ありません。

次巡 鈴木
七索八索三筒三筒二萬四萬四萬七萬七萬七萬
ツモ8m。ここでワンチャンスの7sを打ちます。8sもスジになっていて危険です。

次巡 鈴木
ツモ8m。打8s。

8sロン。鈴木→石橋。2000。

これで石橋も4000オールで目が出るようになりました

・南3局2本場 ドラ六索

配牌 鈴木
六萬七萬九萬一筒二筒三筒四筒五筒六筒七索八索西西
ツモ6s。

土田「早いな…
片山「早い…
2人「「ダブリーピンフドラ1!!」」
土田「あ、ピンフはないんだ

これを3巡目にあっさりとツモあがります。
ツモ5m。1000・2000。

土田「話をむしかえしますが、東2局の1300オール。あれが敗因ですよ」

・南4局 ドラ七索

鈴木はアガリトップ。
小林はマンツモ、5200直条件。5200だとツモりマンガンですからちょうどいいですね。
石橋は目なし。ただしラス回避は可能です。2人とも、各団体のメンツをかけての試合だからラスを回避するのも当然だと言います。
ラス親の多井はひたすらアガりつづけるしかありません。

3巡目 小林
六索七索八索九索七萬七萬八萬六筒六筒七筒八筒九筒九筒
ツモ7s。これでドラドラで条件を満たします。
しかし難しいところです。
789をみて9pか7mか。7m早切か手広く9pか。7m早切りなら直撃にはもってこいです。しかも三色ならヤミでアガれます。

長考のすえ、9pを打ちます。力がこもっています。

土田「見ましたか、いまの剛の手つき!
片山「剛もロボットじゃないんですね

10巡目 多井
二萬二萬三萬三萬四萬六萬八萬八萬九萬九萬東南中
2mポン。打中。

12巡目
ツモ5m。打南。
その同巡、3mポン。打東。

同巡 石橋
一萬一萬一萬四萬五萬六萬七萬八萬九萬南白中中
ツモ白。
別の意味で難しいところです。これでラス回避のアガリはできますが、それをするべきか否か、出アガリならどうするか、あえてリーチでテンパイを知らせるべきか。
打南でダマに構えます。

次巡 多井
四萬五萬六萬八萬八萬九萬九萬 三萬三萬横三萬 二萬横二萬二萬
ツモ2m。

これをおもむろに加カンします。
ツモ9m

多井「ツモ! 嶺上開花!(言ってない)」

チンイツ嶺上開花6000オールです。

これで多井は4000オールで逆転トップです

・南4局1本場 ドラ發

石橋はもう四暗刻くらいしかやることがないと思われていましたが、4巡目に四暗刻リャンシャンテンになります。

鈴木
三筒三筒五筒七筒八筒二索三索四索五索七索九索發發
發を叩けなければどうしようもない形です。

小林
二索四索一萬二萬三萬五萬五萬五萬六筒九筒九筒九筒發
こちらは發タンキにしなければ条件が満たされません。

7巡目 石橋

八萬九萬九萬四筒四筒四筒九筒八索八索北北白白
ツモ4p。少し迷ってから暗槓します。ラス回避の条件はハネツモです。ですが、多井が4000オールをアガればその時点で決着がつくので、カンドラは増やさない方が堅実かもしれません。

カンドラ二筒

11巡目 多井
三萬四萬四萬一索三索三索六索七索八索七筒八筒南南
6pチー。打1s。巡目が深いので、ほとんど形テン狙いでしょう。

しかし、これで小林に入るはずだった發が石橋に流れます。これで石橋はベタオリをすることになります。

16巡目 多井。
ツモ2m。打4m。ギリギリでテンパイします。

小林も發タンキでテンパイ。しかし、それで南を打ちます。
南ロン。小林→多井。1500。

これで小林はハネツモ条件になりました

・南4局2本場 ドラ六索

5巡目 鈴木
二索四索七索八索一筒二筒三筒五筒六筒六筒七筒七筒七萬
ツモ3s。打7m。

同巡 小林
三筒三筒四筒一索一索四索六索九索九索四萬四萬六萬
ツモ4s。なんとチートイドラドラでハネツモ条件がみえてきました

次巡 多井
二筒二筒五筒六筒五萬五萬六萬七萬八萬八萬七索白發
ツモ7p。打發。
さらにツモ7m。打白とします。

鈴木
二索三索四索七索八索一筒二筒三筒五筒六筒六筒七筒七筒
ツモ2s。長考してツモ切ります。

ここまでで、石橋に69sが3枚はいり、ヤマに残っているのは6s1枚だけとなります。

多井
ツモ8s。打5m。こうなると78sのターツは絶対に外せません。その薄い69sが受けになります。

その同巡 小林
一索一索四索四索六索九索九索四萬四萬六萬九萬三筒三筒
ツモ9m。打6mリーチ。ラス6sツモれば優勝です

なんとここにきて、全員に6sが必要牌になりました

多井
二筒二筒五筒六筒七筒五萬六萬七萬七萬八萬八萬七索八索
ツモ7m。78mどちらも現物ですが、2pより4mの方がヤマにいるとみて8mを打ちます

同巡 鈴木
二索三索四索一筒二筒三筒五筒六筒六筒七筒七筒七索八索
ツモ7s。当然の打8sダマ。薄い受けの69sが消えて、58pでテンパイします。58pロンで優勝です

(全員69sでテンパイしろ)と思ったのは私だけでいいですよね。

結果は…

多井
ツモ8p。8pツモ切り。

8pロン。多井→鈴木。1000。

…というわけで鈴木プロの優勝でした!
おめでとうございます!


本当に面白かったです。とくにオーラス、多井プロの6000オールからの熾烈なアガリ競争、見応えありました。

今回優勝した鈴木プロの戦略本はこちらです。これは一読の価値がありますね。


今回は惜しくも優勝を逃した多井プロ。ですが魅せてくれました。その戦略本はこちらです。


なお活字を読むのが面倒だという方は、多井プロをモデルにした、今回解説の片山まさゆき先生の『オーラ打ち! 言霊マンボ』を読まれてはいかがでしょうか。作中の牌譜はすべて多井プロの実際にあつかったものですし、読みごたえがありますよ。

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