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橋下徹はなぜ「スマイルプリキュア」を選奨するのか? -新自由主義のジェンダーに対する欺瞞-

 6月1日、大阪市長の橋下徹氏が、ツイッターで「スマイルプリキュア」という投稿をした。氏はすぐ「娘がやりました」と弁明したが、これが意図した宣伝工作だとすると、氏はなぜ「スマイルプリキュア」を選択したのだろうか。それには氏の政治信条によるものだと考えられる。また、それは先日の風俗産業の積極活用の提言とも関係するのである。
 近代の歴史におけるフェミニズムは、1900年代前半までの、婦人参政権を求める第1波フェミニズム、1960年代以降の、女性の社会的・文化的承認を求める第2波フェミニズムに大別される。また、90年代の女性文化の変化を総称してポストフェミニズムという。
 ポストフェミニズムとは、かつての性差別的な制度は撤廃されたとして、第2波フェミニズムを批判し、個人主義的な成功を称揚するものである。
 ポストフェミニズムは新自由主義と親和的であり、両者は同時に発展した。第2波フェミニズムが集団的な政治運動を行ったのに対し、ポストフェミニズムは社会的な連帯による政治活動という枠組みを捨て、個人が個別に市場に参入する。そして、それこそが「女としての私」が成功する方法であると主張する。
 90年代に放映が開始された、それ以前には存在しない女の戦士が主人公となるテレビシリーズ「セーラームーン」シリーズ、その後継である「プリキュア」シリーズは、そうした流れのなかで誕生した。
 また、ポストフェミニズムにおいては、身体は自身の財とみなされ、「女」が「女の身体」から捉えられることは蔑視ではなくなる。新自由主義とその市場原理主義の要請として、自己管理が強調され、身体は商品化される。
 よって、新自由主義を標榜する日本維新の会の代表である橋下徹氏が、風俗産業の積極活用を提言し、またプリキュアを称賛するのは政治信条からして当然のことなのである。
 ただし、注意すべきなのは、現代においては新自由主義社会における自己責任と自助努力のレトリックがジェンダー化されていることである。今後は、新自由主義から発生させられた文化レトリックであるポストフェミニズムを、批判していかなければならない。
 とくに「ピカピカぴかりんじゃんけんポン♪」などと言って喜んでいるような男性諸氏は、厳に反省すべきである。


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